通信制高校とは
高等学校の種類
高等学校の種類は、全日制高校、定時制高校、通信制高校があります。
単位の取得については、学年制と単位制があります。学年制は単位を取得できないと次の学年には上がれず留年となります。単位制は単位を取得できなくても、次の学年に進み、その単位を取得していきます。
ここでは通信制高校、サポート校、さくら国際高校東京校についてご説明します。
通信制高校とは
一般的に通信制高校は、レポート提出、年間20日程度のスクーリング、期末試験によって単位を取得します。単位制を設けている学校がほとんどです。
レポート(課題)は各教科ごとの課題を提出していきます。スクーリング(面接指導)は年間20日程度、通信制高校に登校することを意味します。期末試験は単位認定試験とも呼ばれ、各教科ごとに試験があります。
レポート提出、スクーリング、試験の3本の柱をこなし、3年以上の在籍と74単位を取得することで、高校卒業資格が得られます。
通信制高校は毎日登校する義務がありませんので、不登校を経験した生徒が多く在籍しています。
通信制高校の所在地は地方にあることが多く、スクーリングも宿泊型がほとんどです。
学校によって、様々な登校スタイルを設定しています。在宅学習型のコース、オンライン授業のみで登校せずに単位を取得していくコース、週1日型コース、週3日型コースなどがあります。
サポート校とは
一般的にサポート校は、通信制高校での高校卒業資格を取得するためのサポートをする学校を意味します。通信制高校の在籍だけでは、レポートやスクーリングなどを3年もの間、自分で管理しなくてはなりません。これはとても大変です。サポート校はそうした管理をしっかり行ってくれます。
普段はサポート校に通いますが、卒業資格自体は通信制高校の卒業資格となります。
また、サポート校と通信制高校に二重に在籍しなくてはなりませんので、学費が二重にかかるため経済的負担が大きくなります。
サポート校は提携している通信制高校のカリキュラム以外に様々なコースを設置しているところが多くあります。声優、アニメ、料理、スポーツ、IT、美容、動物など多岐にわたります。また、登校スタイルは通信制高校と同じく、在宅学習型のコース、オンライン授業のみで登校せずに単位を取得していくコース、週1日型コース、週3日型、週5日型コースなどがあります。
さくら国際高校とは
さくら国際高校は、学校法人の通信制高校です。週5日登校型コースしかありません。毎日通ってい頂き、学校生活を過ごします。すなわち、通信制高校とサポート校を一緒にしたような学校となります。
さくら国際高校に入学し、さくら国際高校を卒業しますし、二重在籍もありません。
レポートは学校でこなし、スクーリングも普段の登校がスクーリングとなり、試験も学校で行います。このような単位取得の管理、学校生活、教科指導や進路指導、全てさくら国際高校東京校で行いますので安心です。
さくら国際高校では、週5日型コース+クラス制を設けています。これは生徒の皆さんが入学をされてから常に卒業後のことを考えているためです。高校卒業後には大学や専門学校への進学が控えています。その先には就職が待っています。大学や専門学校に進学した時に、毎日通える力をつけておかなくてはなりません。クラスや学年の中で集団適応力をつけたり、もちろん学力もつけなくてはなりません。この高校3年間は長いようであっという間に時間が過ぎます。私たち教職員は、通える力、生きていく力をつけ、そして自立を目指し、日々教育に取り組んでおります。
転校を考えている高校生の転入先や不登校経験者、中退者の編入先としても安心して選べる単位制高校です。