撮影に出かけて
こんにちは。2年生副担任のナカイです。
今日は、鉄道研究部について話をしたいと思います。
先日、鉄道研究部の部員2名と撮影に行ってきました。撮影場所は、鉄道マニアにはお馴染みの王子駅北とぴあと品川の八つ山鉄橋です。王子では、春にデビューしたばかりの東北新幹線「はやぶさ」を撮影しました。震災の影響で、まだまだ本数が少ないという事もあり、撮影できるチャンスは1日に数回程度ですが、朝早く集合して、下り列車を撮影する事に成功しました。「はやぶさ」を撮影した後は、上野駅で「北斗星」「カシオペア」です。両者は夜に上野駅を出発する数少ない寝台特急ですが、札幌からの下り列車を回送として車庫へ入る前に撮影する事ができました。
ところで、皆さんは、電車の形式を区別する「番号」が振られている事をご存知ですか?東北新幹線を例に挙げれば、「はやて」はE2系、「こまち」や「つばさ」はE3系、MaxはE4系などの形式「~系」があります。鉄道好きな人同士では、「~線の電車がいいな」ではなく「~会社の~系~番台がいいな」という会話を交わします。わかる人にはわかる世界があるんだと思います。
王子、上野の次は、東京メトロ銀座線と東西線、丸ノ内線を経由して、品川の八つ山鉄橋に向かいました。東西線では、デビューしたばかりの15000系の撮影に成功しました。ラッシュ対策のワイド扉が印象的でしたね。かつては有楽町線に在籍していた07系に乗る事もできました。ラインカラーを変えて、有楽町線から東西線へやってきた07系。色が変わると、不思議な感じになりますね。
最後に品川の八つ山鉄橋での撮影。この撮影ポイントは京急線の区間になりますが、相互乗り入れの影響で、京急だけでなく、都営、京成、北総などさまざまな会社のいろいろな車両を見る事ができます。撮影に熱中する部員の姿は、もう自分の世界にいるんだという感じで、次は何系が来るのかなと待っている時間も楽しみにしていました。
もうすぐ夏休みですが、夏休みにも撮影へ出かける予定です。
余談ですが、電車で流れる自動放送は、路線によっては有名なアナウンサーや声優さんが担当しているんですよ。山手線では、日本語を三浦七緒子さんが、首都圏のJR東日本と東京メトロの英語放送はクリステル・チアリさんが担当しています。他にも萩原えみこさん、大原さやかさん、飛志津(高山)ゆかりさん、高宮俊介さん、沢田敏子さんなど、さまざまなナレーターやアナウンサー、声優さんがアナウンスを担当しています。
東京国際学園ではアニメーションコースや声優・タレントコースもあります。鉄道に興味がない人でも、アニメやゲーム、声優さんに興味がある人は、電車に乗った時にちょっとだけ耳を傾けてみてください。もしかしたら、知っている声が聴けるかも知れませんよ。
鉄道研究部の紹介でした。