教員ブログ
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6月の奇跡

「 さっきまでの 通り雨が 嘘みたいに きれいな空 
        
                      - squall・福山雅治 」
自身の勝手な思い込みではあるが、雨はドラマを生み出すのである。
私がかつて登場したドラマは、胸にそっと秘めておくことにする。
濡れそぼるアジサイを見つめながら、コーヒーをすする。
池には雨が落ちて、無数の輪が発生し消滅する。
雨上がりの虹は、優しい気持ちにさせてくれる。
4月に入った一年生も、もう東京国際学園という土壌に
しみいりつつある。
一学期、残り夏休みまで、ヤングアメリカンズ・前期試験に
ワクワク・ドキドキである。
雨の家庭訪問の帰り道。
ある予備校講師のキャッチコピーに、足が止まった。
「 奇跡を達成することって、非常に簡単なんですよね。
  一歩一歩前に進むことだけなんですよ。 」
そういえば、サッカー日本代表の本田圭祐も、あるインタービューで
こう言っていた。
「 奇跡は、偶然でなく、必然になるように、行動しないと 」
奇跡を達成するには、ほど遠い私。
せめて、奇跡に気づく人でありたいと思っている。
文―トモアキ