祭のあと
こんにちは、広報室のクロダです。
祭りの前は準備に追われ、ワクワク感と緊張感が漂います。でも祭りの後は達成感と疲労、そして打ち上げモードになるものです。晩秋の風が冷たい夕方4時半。薄暗くなってきた学校裏の路地。排水溝の前で屋台の料理器具を洗っている我校生徒。疲れている体に「暗い・寒い・冷たい」の3拍子そろった洗い物作業です。大変で嫌で誰もやりたがらない作業でしょう。それをみんな楽しそうにやっている!(ように見えた)。「おいそっち持てよ!」「まってまって!」「お~い水だしてくれえ~」「いいかあ~!出すよ~」「ひょえ~冷てえ~」「おいかかってるよ!」「きゃあ~やだあああ(笑)」「アハハハハハ!だいじょうぶ?」そんなキャアキャアした歓声が路地裏に響く。屋台を担当した生徒たちがみんなそれぞれ働いていました。1人もすわりこんでいる生徒はいませんでした(ように見えた)。
こういう姿が1番美しい。学校教育の1番のいいところではなかろうか?なつかしい気持ち、うれしい、幸せな気分にひたり、1人、悦に入っていました。
卒業生。怒涛の如く荷物の運搬をしてくれました。これがまたすごい!やはり疲れているはずなのにどこにその力があるのかバリバリ働く。山になった段ボール箱をノリと勢いでテキパキ運ぶ。生徒のようにキャアキャア楽しそうに働くのではなく、フットワークよく凛々しく働く、そんな感じでした。汗びっしょりです。肩から湯気が立っています。学校の誇りの事実を見ました。どんなきれいな言葉を並べても事実にはかなわないでしょう。私は思いました。「この学校はできる学校だ!」と。自分の学校をほめるのも何ですが。生徒、保護者、先生方、関係者で創るさくら国際高校はやさしさと強さの結晶です。
これを読んでくださっている皆さん、こういうところが人のできる、できないを判断する1つのポイントになると思いませんか?食べ終わった後の後片付け、靴やスリッパの脱いだ後、帰宅した後、いいコトした後など。
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