教員ブログ
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ウィンブルドン2015

こんにちは、広報部、テニス部副顧問のオオヒカタです。初めてのブログ投稿です。宜し
くお願いします。さて、巷では女子サッカーワールドカップ[サッカー]の話題でもちきりですが、テ
ニス[テニス]推しでいこうと思います。先月末にウィンブルドンという世界大会が幕を開けました。
テニスには世界に4つの大きな世界大会があるのですが、私個人的には、テニスといえば
ウィンブルドンというほど、テニスの代名詞的な存在です。この大会は全ての大会の中で
歴史が最も古く、また、伝統と格式を重んじるという姿勢が、日本人の美意識とマッチし
ているような気がします。
 ウィンブルドンには、他の大会と違って、厳しい独自の規則があります。最も有名なの
は、着用ウエアについてでしょう。ルールには「ほぼ完全な白」と記載されているそうで
す。10年以上前の話ですが、初出場のアジアの女子選手が、規則を忘れ水色のスコート
で入場した事があり、主審がプレーできない事を告げたのですが、彼女は白のスコートを
持っていませんでした。その時に主審が発した言葉は「会場内のショップで売っている」
だったそうです[たらーっ(汗)]
確かに、選手の間からは「あまりに厳しすぎる」、という声が多数上がっているのですが、
これもウィンブルドンらしさの一つなのではないかなと私は思います。やはり他の大会に
は無い、ピリッとした緊張感が生まれますし、伝統ある紳士淑女のスポーツという印象を
与えます。伝統と歴史を重んじるウィンブルドンの姿勢を強烈に感じますね。
 ルール、と聞くと、堅苦しい、というネガティブな印象を与えてしまいますが、ルール
があるからこそ生まれる効果があるのではないかとも思います。一番の大きな効果は、「周
囲に与える印象」なのかも知れません。そんな事を思いながら今年はテレビで観戦してい
ます。
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