場の空気をつかむ
先日、お笑い芸人のピスタチオさんが学校にやってきました。驚きました!白目にじゃないですよ。芸人としての立ち振る舞いにです。言動は稽古され尽くされていてブレ、ズレがないです。テレビで見るのと同じです。さすがプロですね。
もう一つ驚いたことは会場の空気をつかむ力です。私は舞台裏にいたので会場のお客様の全員の顔を見ることが出来ました。お客様全員の目が釘付けでした。前傾姿勢が多く、表情は笑いを受けようと待ち受けている体勢ができていました。「ど~も~」でステージに上がり、中央でピタッと止まり一言「ピスタチオです」「ヨロシクオネガイオシマス」の5秒で会場の空気をつかみましたね。
5月にラオスフェスティバルが代々木公園で開催されました。そのフェスティバルでも杉山清貴さんやサンプラザ中野くん、パッパラー河合さんのライブがありました。その時も私は警備担当でステージ下から会場のお客様を見ていました。その時も数百人の観客は釘付けにされていました。有名だから…テレビで見たことがあるから…それだけではないはずです。何かお客さんの心をつかみ、会場の空気をつかむポイントがあるのでしょう。目線を見ると自然に流れている感じに見えました。政治家の街頭演説はカッチリキッチリ上下左右を向き、ピンポイントであるいは束にして目線を送っているように見えます。ミュージシャンや芸人さんたちは自然に流しながら、音楽の指揮者のように奏でているように思いましたね。
勉強になりました。
8月1日(土)はパンサーさんが来られます。司会進行役を私がやります。会場の空気をつかみ、お客様と調和するような司会進行をやってみます!ご期待ください!でも主役は私ではなくパンサーさんですからね。
広報室 クロダ
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