来校した有名人
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佐久間レイさんレポート

平成16年8月 佐久間レイさんを招いてのイベント報告

平成16年8月29日(日)、さくら国際高等学校 東京校(旧東京国際学園)の夏休みオープンキャンパス特別企画として、人気声優の佐久間レイさんをお呼びして声優アニメイベントを開催しました。

佐久間さんに、芸能界デビューから声優になるまでの出来事、学生時代のことや趣味などを大いに語って頂きました。
希望者の中から数名が佐久間さんの前でアテレコを。緊張の一瞬です!
なんと佐久間さんから直接アドバイスを頂きました!
本校のスタジオを使用してのアテレコ体験。貴重な機会に、皆瞬きするのも忘れて食い入るように見ています。

それにしても、声優さんはみんな素晴らしい人ばかりですね。これまでに、くまいもとこさん、高田由美さん、宮田幸季さんが本校の教育方針に共感してくださり、イベントにご協力頂きました。みなさんが『声優』という以前に人間として素晴らしい方々だったのですが、今回の佐久間レイさんのお話を聞いてそれを再認識しました。我々教員もとても勉強になりました。

佐久間さんは10代で芸能界にデビューして精力的にお仕事をこなしたそうですが、あまりに頑張りすぎてしまい精神的にかなり追い込まれてしまった経験があるそうです。少しお仕事をお休みしたあとの復帰のお仕事が、声優のお仕事だったそうです。ですから、声優としての基礎がなく、現場で学んだそうです。そんな佐久間さんの頑張りを支えたのは『観察』だそうです。先輩の声優さんや町ですれ違う人、ふとした時の自分の仕草などを観察して、自分のポケットに入れていったそうです。普段の生活がとても大切で、笑ったこと、怒られたこと、泣いたことなどを演技で再現しているそうです。この他にも、基礎に当たる鼻濁音のことや呼吸についてなど、声優志望者にはとても参考になるお話ばかりでした。

最後は、「アニメというのは本当に沢山の人が関わって1つの作品になる。声優という仕事は最後のおいしいところを受けもっているので、常に感謝の気持ちを忘れないようにしています。」と言う言葉で締めくくられました。

お仕事が忙しいとは思いますが、お体に気をつけてぜひまた来校していただきたいと思います。

通信制高校のさくら国際高等学校東京校は、3年間で高校卒業資格が得られ、
転校を考えている高校生の転入先や不登校経験者、中退者の編入先としても安心して選べる単位制高校です。