カリキュラム CURRICULUM
カリキュラム CURRICULUM

国語科

教科目標と指導方針

1年
基礎の力を身につける。
1年次は「言語文化」「現代の国語」の授業を行います。
言語文化では、随筆、小説、詩歌など、主人公や筆者の思いをくみ取ることを学びます。また古文や漢文の基礎知識を学習します。
現代の国語では、評論を中心とした文に触れ、内容の理解や自身の考えを深めます。調べ学習を通し、必要な情報の調べ方、情報のまとめ方を学びます。
学校全体の取り組みとして「さくら百人一首」の創作に3年間を通して取り組み、文化祭では表彰があります。国語の知識と表現力、この2つを大切に育てることを目指します。
2年
総合的な国語力を。
2年次は「文学国語」の授業内で、小説や評論、詩歌など多くのジャンルの文に幅広く触れます。
小説では『山月記』(中島敦)『こころ』(夏目漱石)『葉桜と魔笛』(太宰治)などの作品を通し、「生きる」とは何か、人間や現実の本質について問い、思考を深めます。
意見文「青年の主張」として、自身が日頃考えていることや思いを文章化し、代表者が文化祭ホール発表で発表を行います。語彙力や論理的思考への定着に結びつけています。
3年
将来に繋がる定着を。
3年次は「国語表現」の授業内で、様々な表現方法を学びます。
「分かりやすく説明する」、「話し合う力を身につける」、「小論文」、「面接・自己PR」などの単元から、コミュニケーション能力の基盤、大学受験や将来に必要とされる力を身につけます。
「表現を楽しむ(エッセイや物語の書き方などの創作)」にも取り組み、感性、情緒を大切にした、生涯を通じて国語を楽しむ力を育みます。

高校の指導について

1
語彙力・漢字力の養成
教科学習のレポートやワークを通して、語彙や漢字の定着を図る。年に数回、学校内で漢字検定を行っているので、自身の力を試すことができる。
2
論理的思考の養成
調べ学習や意見文の作成などを通し、物事の根拠となる部分を見つけ、構成を工夫し、論理的に文を作成する力を身につける。得た知識から自身の考察を深めるよう指導する。
3
表現力の養成
文の作成やプレゼンテーション、話し合いを通して、自己の思いを論理的、客観的に表現する力を育成する。

各学年の指導内容

学年 1年 2年 3年
教材 共通:東京書籍『現代の国語』『言語文化』 共通:東京書籍『文学国語』
文系:東京書籍『古典探求』
共通:東京書籍『国語表現』
文系:東京書籍『古典探求』
現文 ・小説、随筆、評論文、詩歌の読解
・高校国語の基礎
・国語文法
・語彙力、漢字力の定着
・小説、随筆、評論、詩歌の読解
・語彙力、漢字力の定着
・読解の充実と演習
古文 ・歴史的仮名遣い
・説話の読解
・用言の活用の種類
・文法、口語訳
古典文法の定着
・用言の活用の種類、助動詞
・文章における文法の理解
古典文法の定着 ・敬語 ・文章演習、文化慣習
漢文 ・訓読の基本
・故事成語
・用言の活用の種類 ・文法、口語訳
訓読の完成
・漢文常識、表現技法、句法
訓読の完成 ・長文読解
表現 表現力の基礎作文を書く
小説の続きを書く など
・表現力の定着
・意見文「青年の主張」執筆・発表
・表現力の定着、さまざまな表現と演習
1年
教材 共通:東京書籍『新編国語総合』
現文 小説・評論文の読解 ・高校国語の基礎 ・漢字検定にむけて ・国語文法
古文 説話の読解 ・用言の活用の種類 ・音読、文法、口語訳
漢文 故事成語 ・用言の活用の種類 ・音読、文法、口語訳
表現 ・表現力の基礎 作文を書く 小説の都築を書く など
2年
教材 共通:東京書籍『現代文A』 総文:東京書籍『現代文B』 文 :東京書籍『古典A』
現文 ・語彙力・国語力の定着 ・漢字検定にむけて 現代文B:読解の充実と演習
古文 古典文法の定着 ・用言の活用の種類、助動詞 ・文章における文法の理解
漢文 訓読の完成 ・漢文常識、表現技法、旬法
表現 ・表現力の定着 現代文A:調べ学習、発表
3年
教材 共通:東京書籍『国語表現』 総文:東京書籍『現代文B』 文 :東京書籍『古典B』
現文 ・読解力の定着 ・漢字検定にむけて 現代文B:読解の充実と演習
古文 古典文法の定着 ・敬語 ・文章演習、文化慣習
漢文 訓読の完成 ・長文読解
表現 ・表現力の定着 国語表現:さまざまな表現と演習
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